#灯台もと暗し No.14
「灯台もと暗し」のズバリの意味、由来、使い方などを、ことわざマスターあらせんがわかりやすく解説します。
ズバリの意味

身近なことほど気づきにくいことのたとえ。
ことわざの由来

火をともした明かりは周囲を照らすが、その真下は皿の影になって暗いことから。
あらせんより
- なかなか見つからなかった探し物が、実は意外と近くにあったということはありますよね。
- ハンカチを探していたら「そこにあるやん」なんて指摘されたりね。
- 身近にあるものはかえって気づきにくいということを「灯台もと暗し」っていうのです。
- この「灯台」というのは、海にある灯台のことではありません。
- 江戸時代まで使われていた「ろうそく台」のことです。
- 火を灯してあたりを明るく照らすものの、灯台の真下は陰になって見えにくいのです。
使い方
- 「のぞみ、お父さんのメガネ知らんか?」
- 「知らんよ。もう、お父さん、いつもメガネ探してるやん。ちゃんと置くとこ決めとかないと…。えっ、えっ、お父さん、メガネ、頭にかかってるやん」
- 「わぁ、ここにあったんか。」
- 「お父さん、まさに灯台もと暗しやで。」
- ちゃんちゃん
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社