Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

いじめ

いじめを止めるには、「相手を攻撃すると、自分が損をする」というシステムを構築することが必要だと考えます。その鍵を握るのが、「信用重視の社会」の構築と思っています。その取組は中国で始まりつつあります。

いじめ

いじめを生み出さないシステムを構築する上で、防犯カメラを教室に設置することも有効だと考えます。 すでにイギリスの中学校では、9割の学校に防犯カメラが設置されています。いじめが起こりやすい教室、トイレ、更衣室に多く設置されています。

いじめ

現在の日本では、学校に通う以外の手段がほとんどありません。フリースクールやホーム・ベースト・エデュケーション(家庭中心の学習)をはじめ、民間で活動している団体も増えつつありますが、多様な教育のあり方は発展途上です。新型コロナウイルス感染症防止の取組の中で、いよいよ文科省が遠隔教育の充実に本気になりはじめました。

いじめ

仕事でもプライベートでも、なぜかいつもトントン拍子に進む人がいます。その一方で、運に見放されたように何事もうまくいかない人がいます。なぜなのでしょう。その理由は、藤井教授が提唱する「認知的焦点化理論」で解き明かすことができます。

いじめ

学校外でいじめが起こる場所の第一位を知っていますか?そう、登下校中です。子どもをいじめから救うために大人がすぐ始められることは、登下校の見守り活動です。

いじめ

人にはミラーニューロンという「モノマネ細胞」「共感細胞」とも呼ばれる神経細胞を持っています。目の前にいる人の行動を鏡のように反映して発火するという特徴がある神経細胞です。つまり、子どもが親や大人たちの行為・精神をマネしてしまうのは必然なのです。

いじめ

目の前の子どもをいじめから守るためには、まず何よりも、いじめの原因が大人にあることを認識する必要があります。国の基本方針には、いじめが起こるのは「大人の影響」があることが書かれています。

いじめ

小学3年生の頃、学年崩壊が発生。集団の自尊感情は著しく低下した状態で最高学年に。そんな彼らに担任3名は「自己有用感を高める実践」を決意します。やったことは「子どもを信じ抜く」「子どもにやることを決めさせる」等です。その結果、子どもたちは、保護者、地域の方々がびっくりする取組をはじめたのです。

いじめ

学級でいじめが発生。調査すると、一人の女の子に対する壮絶ないじめが判明します。いじめは集団の問題です。担任は子どもたちに語りかけます。「この学級は最悪やで。でもな、最高のクラスになってほしい…。君たちで何か目標を決めて達成してみてはどうや」と。彼らは大縄跳び連続1000回を目指して取組はじめます。

いじめ

いじめが起こりにくい集団にするには、どうすればよいのでしょうか。文科省の研究結果から導き出された答えがあります。それは、一人一人の自己有用感を高めること。自己有用感が高い集団は、いじめが起こりにくいという結果がでています。