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骨折り損のくたびれもうけ 今日から使えることわざ講座 No.23

今日から使えることわざ講座

「骨折り損のくたびれもうけ」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。

読み方

ほねおりぞんのくたびれもうけ

ズバリの意味

苦労したのに、何の得もなく、ただ疲れただけということ。

あらせんより

  • 「骨を折る」とは一生懸命に物事を行うことです。「骨折り」は苦労のことです。
  • 苦労して頑張った分が「損」になり、もうかったのは、「くたびれ」だけだったという残念さ。いいことなしで、疲れが残っただけというわけです。
  • 「無駄なことしてもうた!!」という後悔の気持ちが入っています。
  • トホホな様子がよくわかるし、リズムがよくて何度も言いたくなるところもいいですね。
  • 苦労しても何の得もなかった時は、このことわざで気持ちを切りかえて、次に進みましょう。

使い方

  • 「勇輔、玄関の落ち葉を掃いてくれてるのね。ありがとう。めちゃくちゃ落ち葉が集まったね。大変だったでしょう」
  • 「ふぅ、のぞみお姉ちゃん、めちゃくちゃ大変だったよ。」
  • (そのときです)
  • ビューーーーーーーーー。
  • 「わぁ、すごい風!!!!」
  • 「わぁああああああ、せっかく集めた落ち葉が、全部散らばってもうた!!!骨折り損のくたびれもうけやわ!!」
  • ちゃんちゃん

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社