一寸の虫にも五分の魂 今日から使えることわざ講座 No.75

今日から使えることわざ講座

「一寸の虫にも五分の魂」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

どんなに小さくて弱いものにも、それぞれ意地や考えがあるということ。だからどんな相手でもばかにしてはいけないということ。

ことわざの由来

小さい虫にも、体の半分の大きさの魂があるということから。

似たことわざ

(日本のことわざ)

  • 小糠にも根性
  • 痩せ腕にも骨
  • 窮鼠猫を咬む

(外国のことわざ)

  • 虫でも踏みつければ向かってくる(英語)
  • 虫も踏まれれば身をよじる(ドイツ)
  • それぞれの雀は心持っている(スペイン・メキシコ)
  • 蟻は小さくても山を削る(モンゴル)

あらせんより

  • 小さいから、弱そうだからってバカにしてはいけません。
  • 小さくたって意地があります。立派に感情を持っているんです。
  • あなたも幼い頃は、大人に何かと手加減してもらっていたかもしれないけど、だんだんそれに腹が立つようになったんじゃありませんか。
  • 互角に戦えるようになってきたら、あなどらないでほしい!という気持ちになりますよね。
  • 一寸とは長さの単位で、約3cm。五分とはその半分です。
  • 小さな虫にも、体の大きさの半分ほどもたましい(気力、根性などのこと)があると言っているのです。
  • 小さいものを応援してくれることわざになります。
  • 私は教師として、小さい子にも一人の人間として、振る舞うようにしてきました。恩師の影響だと思います。一年生を担任した時にも、6年生を担任した時にも同じように振る舞うようにしてきました。子ども扱いしないようにしてきました。

使い方

  • 勇輔くん、あんなに体が大きい人と柔道をするの?大丈夫?
  • 智子ちゃん、小さくたって、やる気は十分や。一寸の虫にも五分の魂やで。頑張るで!!
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店