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怪我の功名 今日から使えることわざ講座 No.164

今日から使えることわざ講座

「怪我の功名」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

誤ってしたこと、なにげなくしたことが、思いがけなく良い結果をもたらすことのたとえ。

豆知識

「怪我」は過ち、「功名」は手柄をたてて名をあげること。過ちがひょんなことから生んだ手柄の意から。「過ちの功名」ともいう。

あらせんより

  • 「怪我」は、ふつう傷のことを言いますが、ここでは過ちや過失の意味になります。「功名」は、手柄とか、良い結果のことです。
  • つまり、過ちを犯したのに、それがかえって良い結果になった、ということです。また、なんの気もなくやったことが、たまたま良い結果になった、という意味でもあります。
  • 怪我の功名の例を書きますね。
  • 亮介さんは、出かけようとして玄関を出ました。バス停の手前で、財布を忘れたことに気づきました。慌てて家に戻り、財布を持って出てきましたが、バスは行った後。
  • 「大事な約束があるのに、これじゃ遅れてまうやん」
  • 亮介さんは忘れ物をしたことをぼやいています。
  • 次のバスに乗って、大通りの交差点まできた時のことです。
  • パトカーや救急車が来て、大騒ぎになっています。なんと、亮介さんが乗り遅れたバスがダンプカーと衝突して、怪我人が出たようでした。
  • 亮介さんは「よかった。もし忘れ物をしていなければ、あのバスに乗って、今頃俺は・・・」と胸を撫で下ろしました。
  • こんな出来事がまさに「怪我の功名」なんて言います。
  • あらせんも怪我の功名と言える出来事がありました。
  • 東京に行った時のこと、朝、買い物しようとあるお店に行ってみると、店がしまっていたんです。開店を1時間間違えていたんです。
  • 仕方なく、「スターバックスで時間を潰すしかない」とコーヒーを飲んでいたんです。
  • すると、なんと、上下に金色の模様が入った真っ白なおしゃれなジャージを着た矢沢永吉さんがお店に入ってきたんです。
  • かっこよかったです。忘れられない思い出になりました。まさに怪我の功名でした。

使い方

  • わぁ、絵の具が作品についてもたわ!!どうしよう。
  • えっ、でも、なんかええ感じやで。
  • ほんまや、うっかり落とした絵の具が、怪我の功名でアクセントになって、味のある絵になったやん。
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店

・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社