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耳に胼胝ができる 今日から使えることわざ講座 No.156

今日から使えることわざ講座

「耳に胼胝ができる」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

同じことを何度も聞かされて、うんざりすることのたとえ。

あらせんより

  • 同じことを、あきるほど何度も繰り返し聞かされることです。
  • 「たこ」は、職人が何年も同じ道具をにぎって仕事をしていると、手のひらなどの皮膚の一部分がかたく厚くなってできるものです。
  • そんなものが耳にできるわけがないですが、繰り返し聞かされることを、このように例えたのです。
  • 今回は耳の小話です。
  • 人の耳は、二つの大切な役割があります。一つは音を聞くこと。もう一つは体のバランスをとることです。
  • 耳は左右に二つついていますよね。これは、音がどっちからくるかを知るためです。もし、耳が一つしかなかったら、方向がよくわからないでしょ。右の音が大きいいと右から、左の音が大きいと左から、音がしているとわかりますよね。左右同じなら、正面から音がしたことになります。
  • 目は見たくなければつぶることができますが、耳は自分で閉じることができません。だから聞きたくないことを何度も聞かされます。そんなところから、このことわざはできたんですね。小話でした。
  • まあ、あらせんのまわりにも同じ話を何度もしてくる人がいます。その一人が父親でした。たまに電話がかかってきたと思ったら、「お父さんはな・・・」なんていつもの話が始まるんですね。その父が一昨年亡くなりました。耳に胼胝ができるほど聞いたあの話を、今ではまた何度でも聞きたいとすら思います。
  • みなさん、親孝行は悔いなくしておきましょう。

使い方

  • 勇輔のおじいちゃんの話、めちゃくちゃ元気が出たわ。
  • そうなんや。俺は、おじいちゃんの昔話を、耳に胼胝ができるほど聞いているから、ちょっとうんざりやわ・・・。トホホ。
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店

・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社