猿も木から落ちる 今日から使えることわざ講座 No.9
「猿も木から落ちる」のズバリの意味、由来、使い方などを、ことわざマスターあらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。
ズバリの意味

どんな名人や達人でも、失敗することがある。
ことわざの由来

木登りが得意なさるでも、時には木から落ちることから。
あらせんより
- 木登りの達人の猿も、時には失敗して木から落ちることもあります。その道に優れた人も失敗することだってあるさ、という意味のことわざです。
- あいつに任せていれば大丈夫だ!と絶大な信頼を得ているキャプテンだって、失敗することもあります。シュートが大きく外れて、本人も周りも「えーーーー」って青ざめている…。なんてときは、「猿も木から落ちるって言うで」とフォローしてあげてください。
- 昔から、フォローのために使われてきたことわざです。
- また、自分が失敗した時も、このことわざで自分にフォローすることもできますよね。
使い方
- 「この問題の式は、こうなります。みんなわかりましたか」
- 「香川先生、1+2=4じゃなくて、3だと思います」
- 「のぞみさん、ご指摘ありがとう。先生としたことが…。恥ずかしい…。」
- 「香川先生、『猿も木から落ちる』っていうじゃないですか。どんまいです。」
- ちゃんちゃん
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社