隣の芝生は青い 今日から使えることわざ講座 No.15
「隣の芝生は青い」のズバリの意味、由来、使い方などを、ことわざマスターあらせんがわかりやすく解説します。
ズバリの意味

他人のものは何でもよく見えて、うらやましく思うことのたとえ。
ことわざの由来

もとは西洋のことわざ。隣の家の芝生の方が、自分の家の芝生よりも青々と見えることから。
あらせんより
- 「隣の子が食べているアイスの方が美味しそう」「あっちの方がいい」という経験はありませんか。本当は自分のものとたいして変わらないのにね。
- これ、心当たりないですか。
- 他人が持っているものは、自分のものよりよく見えるという、昔の人からのアドバイスです。
- 誰かをうらやましいと思ったら、このことわざを思い出しましょう。
- 逆に、他の人から見たら、あなたの持ち物もうらやましいかもしれませんよ。
使い方
- 「お母さん、たまには外食もいいね。エビフライ定食美味しいわ。」
- 「そうね、たまには外食もいいね。」
- 「お母さん、あっちのテーブルのハンバーグ美味しそうね。私、ハンバーグにすればよかったかな。でも、向こうのテーブルの唐揚げ定食も美味しそう。あれにすればよかったかな。」
- 「のぞみ、隣(となり)の芝生(しばふ)は青いから、そう見えるだけよ。周りばかり見てないで食べなさい。」
- 「はーい」
- ちゃんちゃん
Twitterで使い方などを発信しています
YouTubeで解説しています
【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社