Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

鵜の目鷹の目 今日から使えることわざ講座 No.130

今日から使えることわざ講座

「鵜の目鷹の目」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。

読み方

うのめたかのめ

ズバリの意味

鵜や鷹が獲物をねらうときの目のように、注意深くなにひとつ見逃さずにさぐり出してしまおうとする鋭い目つき。

あらせんより

  • 鵜は水中で魚をさがし、鷹は飛びながら動物をねらいます。鳥が獲物をねらう時の目つきは、とてもするどくて輝いています。
  • そこから、人がものを熱心にさがす時の目つき、けん命にさがす様子を「鵜の目鷹の目」というようになりました。
  • これまでにあらせんも「鵜の目鷹の目」をしている人にたくさんであってきました。このような目つきをしている人に共通することは、「強い思いや願いを持っている」ということですよね。
  • なんとかこの人を救いたい
  • なんとかこの夢を実現したい
  • なんとかこの商品を手に入れたいなどなどです。
  • この強い思いや願いが、「人への復讐」や「身を滅ぼす執着」ではなく、「人を幸せ」や「あなたの人生を豊かにするもの」であることを願います。

使い方

  • のぞみお姉ちゃん、めちゃくちゃ真剣にパソコンを見つめているけど、何してんの?
  • ネットオークションでサックスを探してるねん。
  • すごい目つきやったで。まさに鵜の目鷹の目やったわ。
  • ちゃんちゃん

 

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店

・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社