安もの買いの銭うしない 今日から使えることわざ講座 No.66
「安もの買いの銭うしない」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。
ズバリの意味

安いものは品質が悪く長持ちしないので、結局買い替えや修理が必要になるからかえって損をするということ。
似たことわざ
(日本のことわざ)
- 一文惜しみの百損
- ただより高いものはない
- 安かろう悪かろう
(外国のことわざ)
- 安く買う者は高く買う(ドイツ)
- 安い者は高くつく(フランス)
- 安さにつられて老牛を買い、一年に三頭も死ぬ(中国)
- 粗悪品は決して安くない(英語)
あらせんより
- 安いものは質が悪かったりすぐにダメになったりするので、結局は損をする。30円のTシャツ?なんて安くてお買い得なんだ!!と思って買ったけど、着た初日に敗れちゃった・・・。そんな経験はありませんか。
- 今は安くても品質もいいものが多いです。しかし安さにひかれて余計なものを買ったとか、好みじゃないのに買ったとかいうこともありますよね。
- 結局、あとから買い直せば、銭失いです。
- 昔の人は、買い物の失敗までアドバイスしてくれるなんて、ことわざは本当に知恵の宝庫ですよね。
使い方
- 「これ安い、欲しかったんだ。あっそれも安いから買っておこう」
- 「のぞみちゃん、ちょっと買いすぎじゃない。すぐ壊れそうだよ。安もの買いの銭うしないにならないようによく考えてね。」
- ちゃんちゃん
【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店