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燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや 今日から使えることわざ講座 No.239

今日から使えることわざ講座

「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

  • 取るに足りない小人物には、大人物の大きな志などわからない。
  • 「燕雀」は小人物、「鴻鵠」は大人物のたとえ。

あらせんより

  • 「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」とは故事成語です。昔の話がもとになってできた言葉です。その元になった話を紹介します。
  • 昔の中国の話です。秦の時代、陳渉がまだ若く、貧しい農民だったころ、自分の生活に嘆き、仲間に向かって「将来、高い身分になっても、このことは忘れない(おれがえらくなったら…)」と言ったところ、みんなから笑われて、ばかにされました。
  • 陳渉は深くため息をついて、「燕や雀のような小さな鳥に、鴻(=おおとり)や鵠(=白鳥)のような大きな鳥の心を知ることができようか」と嘆いたそうです。そして努力して、一度は楚の国の王様になったのです。
  • と、こんな話がもとになってできたことばです。
  • 大切なことは、大きな志で夢をかなえようということです。重要なことは志です。
  • 大きな目標をもつこと、夢を大きくもつことは、本当に大切ですよね。まずは自分で「こうする」って目標や夢を決めることが重要だと考えます。
  • そんな目標や夢を大きくもってがんばるあなたをバカにする人はきっといるでしょう。そのときは、この故事成語を思い出してがんばってください。

使い方

  • 後藤さん、何をそんなに感心しているの?
  • 私のような小さな人間には、社長の大志などわかるはずがないわ。燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや、だわ。
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店

・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社

・こども故事成語 齋藤孝 草思社