「この生き方、あなたも知らないはず!」唯一無二の道を切り拓く寺井広樹さんの情熱
情熱教師塾 YouTubeに、塾長・荒井さんが“ずっとお呼びしたかった”ゲスト、寺井広樹さんが登場。
「とにかく面白い」と評される寺井さんの活動は、私たちの「知らない生き方」を教えてくれます。本記事では、動画で語られた4つのユニークな専門分野を中心に、その魅力と教育的示唆をまとめました。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=huhARfObmAE
目次
1. 「離婚式」のパイオニア――円満な別れを支える式典
なぜ思いついたのか
寺井さんは長年「結婚式があるなら、なぜ離婚式はないのだろう?」と疑問を抱き、憎しみではなく**“円満離婚”**という選択肢を示したいと考えます。
第一号は大学の先輩(2009年4月)
最初の離婚式は、大学の先輩夫婦への提案から始まりました。ビジネス目的ではなく、報酬もなし。それでも、二人と参列者に大きな心理的転機をもたらしました。
ハイライト:「最後の共同作業」
二人で結婚指輪をハンマーで叩き割る演出。重い空気がふっと軽くなり、自然と拍手が起こる――“けじめ”が未来への前向きさに変わる瞬間です。
「円満離婚」を望む1%の人へ
年間約23万組の離婚のうち、円満離婚は約1%=約2,300組。この“1%のニーズ”に寄り添うサービスです。準備を進める中で思いとどまったカップルが約15組いたことも象徴的。
※オンライン開催も可能(ただしパイ投げやブーケトスなどの演出は難しい)。
2. 世界を巡る「試し書きコレクター」
108カ国・約4万枚が語る文化
2007年から集め始め、これまでに108カ国・約4万枚。自身で訪れた国は25カ国ほどですが、世界中から寄せられ、その国の流行・価値観・空気感がにじみ出ます。
言葉から読み解く“こころ”
「一寸先は光」のような前向きな言葉ほど、実は深い闇を抱えている場合も――試し書きは無意識の鏡。そこから人の心情が立ち上がります。
ブータンには“試し書き”がない?
文房具店に試し書き用紙が置かれず、自分のノートに書く文化があるためだとか。紙を大切にする合理的な習慣が見えてきます。
試し書きは“情報源”
新元号「令和」を試し書きから知った、というほど。さらに、試し書きの言葉だけで歌詞を作る音楽プロジェクト(ガールズバンド「THE BEGIEZ」とのコラボでレコード化)も。
※“無意識性”を守るため、当初はメディア取材も断っていたという徹底ぶり。
3. ストレス解消の実践「涙活(るいかつ)」提唱者
離婚式で見つけた「涙の力」
出会いから別れまでのスライドショーで旧郎様が号泣。その後の晴れやかな表情を目の当たりにし、涙のパワーに確信を持ちます。調べると、涙は1週間のストレス軽減効果があるという知見に出合い、普及を決意。
100%泣かせられる“泣きのツボ”108
参加者の生い立ちや経験(子ども・ペットなど)を丁寧に聴き、108通りの“泣きのツボ”から最適な刺激を選ぶ。1時間で2回涙が流れるほどの設計。
多人数で行うメリットは“もらい泣き”。テーマに沿って動画・音楽・人情話などを提供するイベント形式で実施。
涙は前向きな力
「泣くことはいいこと」。泣き切った後はスッキリし、次の一歩へ。涙を否定しない文化を広げています。
4. いじめをテーマにした絵本作家として
寺井さんはいじめをテーマに絵本も制作。TM NETWORKの木根尚登さんとコラボし、物語に基づく楽曲も発表。作詞:寺井さん、作曲・歌唱:木根さん。多様な関心が創作と教育につながっています。
5. 寺井広樹さんにとって「情熱」とは?
恒例の質問「あなたにとって情熱とは?」――答えは**「涙」**。
情熱も涙も、理屈を超えて湧き上がるもの。寺井さんは「誰もやっていないから」ではなく、自然と惹かれるニッチを“極める”タイプ。
その生き方は、好きな分野をとことん突き詰め、気持ちよく生きる姿そのものです。
6. 教育への示唆――子どもたちに伝えたい「多様な生き方」
寺井さんの軌跡は、常識にとらわれないユニークな実践の連続。
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“けじめ”を前向きに変える儀式の力
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無意識の言葉から文化や心を読む観察と思索
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涙を通して心を整える情動のマネジメント
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物語と音楽で届ける創造の力
子どもたちにも、**「こう生きてもいい」**という選択肢を増やす学びを。私たち教育者自身も、自分の情熱を見つめ直すヒントになります。
まとめ
寺井広樹さんの活動は、興味を徹底的に追究することがそのまま社会的価値になり得ることを教えてくれます。
“涙”をキーワードに、前向きに生きるための実践が詰まった一時間でした。ぜひ動画本編もご覧ください。