Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

攻撃手法と協力手法。どっちが得するでしょう?

有益状況

「あなたが〇〇をやらないなら、私は△△します!」

一瞬、脅しのような物言いですが、

「バシッと相手に攻撃する人って強い!」

「自分がやりたいことを堂々と主張できる人ってすごい!」

って思いませんか?

しかし、このような話し方をすると、

交渉がうまくいく確率は4分の1となり、

たとえうまくいっても、手に入る利益が本来の半分になることが研究で明らかなのです。

逆にお互いに協力的な会話をすると、9割以上のケースで利益が上がるそうです。

つまり、攻撃的なスタイルで、ぐうの音も出ないように論破する手法は間違いというのです。

なるほど。

交渉で利益が出る確率は、

攻撃手法は約25%

協力手法は約90%

この割合を知っているのと、知らないとでは、

上手に生きていく上で大きな違いになりますね。

「なぜあの人が話すと納得してしまうのか?価値を生み出す『バリュークリエイト交渉術』大森健巳著 きずな出版」

に詳しく書かれています。面白い本でした。