新任教頭が書家になる
新任教頭が「書写の授業」を受け持つことになり地獄のドン底に。でもそこからワクワクする気持ちへと転換します。その転換の鍵は「せっかくやるんなら」という思考の変化だったのです。
「なぜ書家になろうと思ったの?」「書家になれるの?」「書写の授業で何をするの?」という疑問は、以下の記事を読み進めてください。バカな奴だ。でもオモロイなんて思ってくれると嬉しいです。
新任教頭が書家になる
2020年4月、私は新任教頭として小学校に着任。教育委員会事務局で働いていたことから、教頭の仕事は全く初めて。そんな中、3~6年生の「書写」の授業を担当することになり、
「わあ、教頭先生の仕事って、めちゃくちゃ忙しいのに・・そのうえ、書写の授業って・・・マジか。」
って、正直、思いました。2、3日は、「なんでやねん」と、ウジウジ苦しみましたが、
「待てよ。せっかくやるならば、面白いことやってやろう」
と「あること」を決意。そのあることとは?
●書家になる!
●研究論文を発表する!でした。
そうです。わくわくする「目標」を決めたんです。
実は、私は小学3年生から6年生まで毎週一日「書道」を習っており、「級」から「段」を取得し、「優待生」まで合格した過去があります。
とはいえ、小学校基準での評価であり、私の字には癖があり、人から「字が綺麗」なんて、一度も言われたことはありません。そんな中、「書家」になるなんて、超前向きすぎで「アホ」なのは自覚しています。
でも、せっかく取組むなら、わくわくするような取組にしちゃうのが、私の生き方なんです。
何より、私が目標に向かって情熱的に取り組む姿こそ、子どもたちに見せていきたい!と思いました。
そこでまず、「書家」になるために、次の3つをやることにしました。
①1年間毎日、Instagram、Twitterで書道の動画配信
②11月にNew Yorkで書家デビュー
③ワクワクする書写授業の実践
1年間毎日、Instagram、Twitterで書道の動画配信

書家になるぞ!なんて決意しても、実際に本気で行動しないと結果に結びつかないことは間違いありません。
・毎日、作品を生み出す。
毎日、スキルアップする。
ことを目的にInstagramで配信することを決意。その動画をTwitterやFacebookページに転送することにしました。
Instagram→https://www.instagram.com/calligrapher_arasen
Twitter→https://twitter.com/arasenshoka
Facebook→https://www.facebook.com/stylearasen
※ぜひ登録よろしくお願いします。

配信には独自性を持たせるために、私が日頃から大切にしている「言葉」や「心情」をつづり、その文中の「文字」を書く動画や写真をアップしています。
さらには、外国の方々にも届くように、英語での発信もしています。たくさんの人とつながれたら、嬉しいなぁなんて思っています。
まずは、1年間毎日、雨の日も風の日も、コツコツとフォロワーさんが元気なる発信をしてまいります。
発信時刻は、毎朝5時30分ごろです。
「おっ、あらせん、今日もがんばってるな!私もがんばろう!」なんて、思っていただけると嬉しいです。

2020年11月にNew Yorkで書家デビュー
やはり、書家を目指すなら、書家になる日を決めなければいけません。
とはいえ、誰かに評価してもらった結果、書家になろうとは思っていません。自分で「今日から書家!」と決めることにしました。
その「Xデー」をいつにするのか。
2020年11月に開催予定の「趣味起業New York展」に出展!その日を「書家デビューの日」と決めました。
この「趣味起業New York展」は、趣味を活かした起業・副業の専門家「趣味起業コンサルタント」の戸田光広(とだ みつひろ)さんが企画している個展です。

私は、戸田さんと昨年度末にお会いし、その人格と生き方に心を惹かれました。戸田さんが企画するものであれば、ぜひ参加したい!と思ったのです。
※戸田さんとの対談動画は、これです↓めちゃくちゃ素敵な方です。
よろしければ「情熱教師塾YouTubeチャンネル」の登録をよろしくお願いします。
ちなみに戸田さんのブログです↓
https://ameblo.jp/shumi-kigyo/
ワクワクする書写授業の実践

本業での書写授業では、過去最高に、自分がワクワクしようと決意。そのワクワクを子どもに伝えると決めました。
とはいえ、私も子どももワクワクする授業って何?
う〜〜ん。やっぱりこれかな?
「わかりやすい」
「自分の字が上手くなっていることが実感できる」
「人から元気が出る評価をもらえる」
と考え、次のように授業計画を立てました。
①すべて動画を見せながら授業する。
②「はこ書き」「ほね書き」で練習して清書。
という流れで、字を整えていく。字を上手にしていく。
③最初と最後に書いた字を比べて、自分の成長が実感できるようにする。
さらに、定期的に子どもたちへ「アンケート調査」を実施し、分析して改善していきます。
最終的に、2年間の結果を「読売教育賞」に応募すると決めています。
さあ、はじめは後ろ向きで「地獄」のような気持ちで落ち込んでいましたが、今は、ワクワクが止まりません。
一体どうなることでしょう。経過はこのブログで発信していきます。乞うご期待です。
この記事を音声で聴きたい方は、「情熱教師塾 塾長 あらせんラジオ」でどうぞ。