#船頭多くして船山にのぼる No.46

今日から使えることわざ講座

「船頭多くして船山にのぼる」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

指導する人が多いと、意見がまとまらずものごとがうまくいかないということ。

ことわざの由来

進む方向を指示する船頭がたくさんいると、混乱して、あろうことか山へ上ってしまうということから。

似たことわざ

(日本のことわざ)

  • 船頭多けりゃ沖に乗り出す
  • 一揆の寄合(騒がしいことの譬え)

(外国のことわざ)

  • 大工が多いと柱が傾く(韓国)
  • 船頭が多くて船が沈む(アラビア)
  • 船頭が多いと難破する(中国)
  • 多すぎる料理人はスープを駄目にする(イタリア)
  • おんどりの多い村の朝は遅くなる(トルコ)

あらせんより

  • 指示をする人がたくさんいると、意見がまとまらず、物事はうまくいかない、なんて体験はありませんか。
  • 船頭とは、船の進む方向を指示する人のことです。
  • 一そうの船に何人もの船頭がいたらどうなるでしょう。
  • 「こっちへ行って!」「いやこっちや!」なんてやっていると、なんと船が山にのぼってしまうと言うんです。
  • 面白くてやばすぎですが、それほどおかしな方向に行ってしまうってことです。
  • だからチームで動くときには、リーダーを決めることが大切ですね。

使い方

  • 「のぞみお姉ちゃん、今度、遠足に行くんだけど、良いメンバーやねん。亮介、誠一、直子ちゃんに、智子ちゃんもいるんやで」
  • 「すごいメンバーやん。でもみんなリーダータイプやから、船頭多くて船山にのぼるにならないといいけど・・・。」
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店