Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

高平のみなさんが希望をのせて打ち上げた「たかひら夢花火」!

新任教師応援㌻

情熱が人の心に火をつける

「小学校の運動場を駐車場としてかしていただけませんか?もし、無理であればあきらめます」

今振り返ると、2021年夏、たかひら夢花火実行委員さんが真剣なまなざしで言ったこの言葉からはじまっていました。

その頃は、世間はオリンピック前で、新型コロナウイルスの感染拡大の脅威で、

何か手放しでオリンピック開催を喜べず、どうすれば良いのか、国民の心が揺れている、なんて頃だったと記憶しています。

そのようなときに、実行委員(PTA役員も兼任されています)さんは、11月上旬に花火をあげたいというのです。

花火をあげるとすると、さまざまな人を巻き込んでいかないといけません。反対する人もたくさん出ることは明らかで、

はじめにお聞きしたときは、正直、私は、

「どうして、こんな困難なことをやろうと思うんだろう・・」

なんて、思ったことを覚えています。

しかし、しかしです。

この高平の人、地域を愛する、この実行委員の方々は、こんな思いをポツリポツリと話されるのです。

  • コロナ禍で、この2年間、さまざまなイベントや取組・活動が中止になってきた。夏まつりも2年連続中止。
  • みんなガマンしたり、苦しんだり、悲しんだりしてきている。
  • 打ち上げ花火でみんなを喜ばせたい。

実行委員の方が、

「花火を観たら、みんなきっと喜ぶと思うんです・・・」

と言われた時、私の心は揺さぶられ、胸の奥に熱いものが込み上げてきたことを覚えています。

「なんて純粋で優しい人たちなんだ・・・」

「この方々の思いを応援したい!」

私の心に火がついた瞬間でした。校長先生は、私に

「地域の方々が、こんなに真剣に取り組もうとされている。できることは何でも協力しよう」

と言ってくださいました。

もう、私の心は「たかひら夢花火」の大成功に向けて、本気で動きはじめていました。

どうすれば高平の方々が安心して喜んでくれるのか

その後、一人また一人と「たかひら夢花火」の開催に向けて、準備する人が増えていったのです。

実際に準備を進めていくと、さまざまな問題が起こりました。

  • もし感染症が拡大してきたらどうしよう?→車中から観ていただこう!
  • 感染症拡大防止のために、大人数を集めることができない。→YouTubeライブで配信しよう!
  • 80発の花火、時間にすれば3,4分間。少し時間が短すぎるかもしれません。→当日のMCのお話、オープニング動画、カウントダウン動画、エンディング動画を充実させよう。
  • 会場にも大型スクリーンを設置したい。→プールの更衣室の壁を利用しよう。

その他にも、

  • 「もし道が渋滞したらどうしよう?」
  • 「通行止区域に人員を配置しなければいけない」
  • 「花火をあげる周囲への放水はどうする?」
  • 「次の日の花火のゴミ拾いはどうする?」

などの問題には、区長会のみなさんをはじめ、消防団のみなさん、PTAのみなさんが、解決に動いてくださいました。

このように次から次に出てくる問題に対して、高平の地域のみなさんが協力して、

「どうすればみんなが安心できて喜べるイベントにできるのか」を、前向きに考えて解決していったのです。

★私は「YouTubeライブ」、「動画制作」を担当させてもらいました。実は・・・私の大切な友人や教え子が、めちゃくちゃ助けてくれたのです。感謝しかありません。

夢と希望の花火よ!打ち上がれ!

そして迎えた当日。新型コロナウイルス感染症で覆われた闇を追い払うように、高平地域の夢と希望を乗せて、花火が打ち上がりました。

当日の配信は次の通りです。

つぎの動画は「たかひら夢花火」当日の準備から片付けまでをまとめたダイジェストです。たくさんの高平地域の方々が、花火を打ち上げるために尽力されている様子がわかります。ぜひご覧ください。

私はこの高平の地で、働かせていただいていることに感謝しています。

こんな素敵な方々とつながれたことが最大の幸せです。生涯の大切な思い出になりました。