Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

天は二物を与えず 今日から使えることわざ講座 No.13

今日から使えることわざ講座

「天は二物を与えず」のズバリの意味、由来、使い方などを、ことわざマスターあらせんがわかりやすく解説します。

読み方

てんはにぶつをあたえず

ズバリの意味

一人の人間が、いくつもの長所を持つことはない。みんな欠点があるということ。

あらせんより

  • すごい美少女で、みんなのあこがれ。でも、音楽の授業で歌を聴いたら、かなりオンチでちょっとがっかり。こんな経験ありせんか。
  • これも昔から受け継がれてきたことわざです。
  • 一人の人間が生まれつきの長所や才能をいくつも持つということはありません。天はそうそう大盤振る舞いしてくれません。
  • 二物というのは、「二つ」にかぎっているわけではなく、複数を表しています。
  • 「あいつはすげえ!二物も三物も四物も持っているやん」と思う人にも、欠点はあるはずです。完璧な人間なんていません。

使い方

  • 「のぞみ、テストどうだった。」
  • 「美保、私はぜんぜんだめだったよ。次はがんばります。」
  • 「そうそう2組にいる拓哉(たくや)くんってさぁ、国語、算数、理科、社会のテスト、ぜんぶ100点なんだって。すごいよね。でも、そんな拓哉くんも、絵を描くのはダメなんだって。」
  • 「へえー。そうなんだ。天は二物を与えずか。誰でも欠点はあるんだね」
  • ちゃんちゃん

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社