「爪に火をともす」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | つめにひをともす |
|---|---|
| ズバリの意味 | ひどくけちなことや、せっせと倹約することのたとえ。 |
| 似た意味 | ― |
| 反対・対照の言葉 | ― |
| 英語では | pinch pennies |
「爪に火をともす」の意味
ひどくけちなことや、せっせと倹約することのたとえ。
「爪に火をともす」の由来
ろうそくの代わりに爪に火をつけて明かりにする意から。
あらせんより
ロウソクや油のかわりに、爪に火をつけて、明かりにすることをいいます。
とってもケチケチして生活することです。
しかし、爪に火をともすって、どういうことなんでしょうか。
これは、本当に爪に火をつけて燃やすのではないのです。
ことわざが生まれた江戸時代は、今のように電気がありませんでした。だから、夜の明かりを作るのには、ロウソクか灯油を燃やしたんです。その時に、無駄使いしないように、ケチケチして明かりをとったんです。
爪は、指の先にある小さなものです。だから、ことわざの爪という言葉は「ほんのわずかな」とか、「ごく小さな」という意味が込められているんです。
つまり、夜の明かりをとる時も、とても小さな火ですませ、無駄を減らそうということなんです。
あらせんは、せっせと倹約するなんてことがめちゃくちゃ苦手です。いつもどんぶり計算をしてしまうし、お金はあったら、あっただけ使ってしまいます。そんな私の人生に登場したのが妻です。
妻の幸せの一つは、少しでも安くものが買えることなんです。向こうの店よりも、こっちのサイトの方が安く買えたら、めちゃくちゃ嬉しそうなんです。
だから、私の暴走を妻がここぞという時に止めてくれるんです。感謝です。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
誠一くんの会社、めちゃくちゃ儲かってるらしいなぁ。年商100億を突破したんだって。昔は大変な生活していたのにすごいな。
昔、爪に火をともすような苦しい生活だったからこそ、今、頑張れてんねん。いよいよこれからや、がんばるで!
例文
- 祖母は爪に火をともすようにお金をためて、家を建てたそうだ。
- 爪に火をともすような生活をして、ついに夢の自転車を買った。
新しい記事を、メールで受け取れます(記事を出したときだけ・いつでも解除できます)→
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
英語ではなんていう?
- pinch pennies(1円玉までつまむ(けちけちする))
中学受験・テストに出るポイント
- ろうそくを買うお金もおしんで、爪に火をつけて明かりにする、という大げさなたとえです。
- 「けち」と「節約」のどちらの意味にも使います。
確認クイズ
「爪に火をともす」の意味は?
- ア とても熱心に勉強すること
- イ ひどくけちなこと・せっせと節約すること
- ウ 危ないことをすること
答えを見る
答えは「イ ひどくけちなこと・せっせと節約すること」。ろうそく代までおしむほど、お金を使わないことです。
動画で覚えよう
「今日から使えることわざ講座」では、ことわざをショートコントで解説しています。
あわせて読みたい
【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社
・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店
・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社
