いじめで助けを求めるときの必須アイテム
誰かに「助けて」とさけぶためには、いつ、どのようないじめにあったかを具体的に説明しなければなりません。もし「えっと、いつだったか忘れたけど、こんなことをされたんです……」と話しても、相手には伝わりにくく、また確認することも難しくなります。そんなときに役立つのが「記録」と「証拠物」です。
「記録」とは、ノートなどにいじめられた内容を書いておくこと。「いつ(○月○日○時)」「どこで」「誰から」「どんないじめを受けたか」を書いて残しておきましょう。「いじめられたことを記録するなんて、嫌な作業だ」と思うかもしれませんが、すべてはいじめを止めるための行動。いじめを止めてくれる仲間を増やすために書いておくのです。
「証拠物」とは、実際に送られてきた手紙やLINEの文面を写したスクリーンショットのことです。証拠物を残しておくことはつらいかもしれません。でも、いじめを止めるために必要な行動です。
さらに、悪質ないじめ行為であれば、いじめ行為をされた時の音声や動画を残すことも検討してください。
このような「記録」「証拠物」は、助けてとさけぶための必須アイテムとなります。