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刎頸の交わり 今日から使えることわざ講座 No.242

今日から使えることわざ講座

「刎頸の交わり」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

きわめて親しく、堅い交わりのたとえ。

あらせんより

  • 「刎頸の交わり」とは故事成語です。昔の話がもとになってできた言葉です。その元になった話を紹介します。
  • 昔の中国の話です。
  • 趙という国の将軍が、同じ功績をあげたのに、自分よりえらくなった別の将軍をねたんで、悪口を言いふらしました。
  • しかし、悪口を言われた将軍は、二人が争ってともに倒れたら、国が危なくなると考えて弁解しませんでした。
  • それを伝え聞いた将軍は、自分の考えが浅かった・・・と反省。「悪口をいって申し訳なかった」と心から謝ります。
  • そして、「あなたのために自分の首がはねられても悔いはありません」と言って、あつい友情を誓い合いました。
  • この話がもとになって「刎頸の交わり」ということばができたのです。
  • 刎頸ってすごいことばですよね。「刎」は「刎ねる」、「頸」は首ですから、友のためなら「首をはねられ」ても悔いはないなどの結びつきという意味になるのです。
  • 「刎頸の交わりといってもいいくらい、かたい絆で結ばれている」なんて使い方をします。

使い方

  • いよいよお別れやな。
  • 勇輔とは別々の道を歩むことになってしまうけど、刎頸の交わりを結んだ仲や。少し場所は遠くなるけど、いつまでも助け合っていこう。
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店

・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社

・こども故事成語 齋藤孝 草思社