「百鬼夜行」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | ひゃっきやぎょう |
|---|---|
| ズバリの意味 | 悪人たちがはびこって、醜い行いをすること。もとは妖怪たちが夜中に列をなして歩き回ること。 |
| 似た意味 | ― |
| 反対・対照の言葉 | ― |
| 英語では | a pandemonium |
「百鬼夜行」の意味
悪人たちがはびこって、醜い行いをすること。もとは妖怪たちが夜中に列をなして歩き回ること。
「百鬼夜行」の由来
むかしの日本では、夜中にいろいろな妖怪(鬼)が列になって町を歩き回ると信じられていました。平安時代の物語にも、百鬼夜行に出会った話が出てきます。
そこから、悪い人たちがのさばって、勝手なことをするようすを表すようになりました。
あらせんより
「百鬼」とは、人にわざわいをもたらす、たくさんの妖怪(バケモノ)のことです。「夜行」は、夜の闇の中を歩き回ることをいいます。
つまり、いろいろな妖怪が、真っ暗な夜に、列をつくって歩き回ることです。
また、多くの人が仲間を作って、奇妙で不思議な行動をすることもこう言いました。
昔は、今のように科学が進んでいなかったから、人々にはどう考えて良いかわからない現象がたくさんあったんですね。
例えば、奇妙な音がすると、その音は天狗のしわざだといったり、池や川で死んだ人が出ると、河童のせいにしたんです。
トラグミという鳥は、夜や雨の日に「ヒョーヒョー」と、とても気味が悪い声で鳴きます。昔は、これが鳥の声だとはわからなかった。それで、ヌエという妖怪の声だといって恐れたんです。
あらせんは百鬼夜行に出会ったことがあります。残念な大人の姿です。子供には見せたくないですね。でも子どもたちは大人の姿をじっとみています。そして影響を受けています。大人の行動が大事です。
人から百鬼夜行と言われない生き方をしていきましょう。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
勇介、ブログの発信、頑張ってるなぁ。
亮介、読んでくれてありがとう。みんなで力を合わせて、この百鬼夜行の現代社会を改革していきたい!そんな思いでブログ書いてるねん。
例文
- 悪い大人たちが、百鬼夜行のようにのさばっている物語を読んだ。
- 百鬼夜行の絵巻には、ふしぎな妖怪がたくさん描かれている。
新しい記事を、メールで受け取れます(記事を出したときだけ・いつでも解除できます)→
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
英語ではなんていう?
- a pandemonium(悪魔たちの集まる場所・大さわぎ)
中学受験・テストに出るポイント
- 「ひゃっきやぎょう」と読みます。「やこう」とも読みます。
- 平安時代の物語や、室町時代の絵巻物「百鬼夜行絵巻」で知られています。
確認クイズ
「百鬼夜行」の「鬼」とは?
- ア 百匹の犬
- イ 夜に働く人
- ウ いろいろな妖怪
答えを見る
答えは「ウ いろいろな妖怪」。たくさんの妖怪が、夜中に列になって歩き回ることです。
動画で覚えよう
「今日から使えることわざ講座」では、ことわざをショートコントで解説しています。
あわせて読みたい
【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
