Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

火中の栗を拾う 今日から使えることわざ講座 No.5

今日から使えることわざ講座

「火中の栗を拾う」のズバリの意味、由来、使い方などを、ことわざマスターあらせんがわかりやすく解説します。

読み方

かちゅうのくりをひろう

ズバリの意味

自分の得にならないのに、他人のために、あえて危険なことをすること

ことわざの由来

「イソップ寓話」の「猿と猫」という話から生まれたことわざ。猿にそそのかされた猫がいろりの中で焼けているくりを拾うが大やけどを負い、拾った栗も猿に食べられてしまったことから

あらせんより

  • 自分には全然いいことがないのに、誰かのために危険をおかす。
  • 「馬鹿だな・・」と思う人がいます。でも、みんながやりたくないことだからこそ、危険を承知でチャレンジするのってカッコいいと思う人もいますよね。ネガティブな意味ばかりではないのです。
  • 火中の栗を見事に拾うことができれば、ヒーローになれるかもしれません。

使い方

  • 「勇輔くん、山田さんが、となりの組のグループにいじめられたんだって」
  • 「何!!ひどいことするな・・。ようし・・・。」
  • 「勇輔くん、だめよ。相手は6人もいるのよ。それは火中の栗を拾うようなものよ。先生に相談した方がいいよ。」
  • 「後で先生にも報告するけど。まず僕が『いじめは絶対にだめだ』って言ってきてやる」
  • 「勇輔くん。素敵」
  • ちゃんちゃん

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社