「くさいものにふたをする」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | くさいものにふたをする |
|---|---|
| ズバリの意味 | 他人に知られたくない悪いことを、その場をしのぐためにかくしてしまうこと。 |
| 似た意味 | その場しのぎ、頭かくして尻かくさず |
| 反対・対照の言葉 | 過ちて改むるに憚ること勿れ |
| 英語では | sweep it under the rug |
「くさいものにふたをする」の意味
他人に知られたくない悪いことを、その場をしのぐためにかくしてしまうこと。
「くさいものにふたをする」の由来
くさいものにふたをすると、一時的ににおわなくなることから
あらせんより
悪いことをしたり、失敗したりして、人に知られると都合が悪い時に、一時のがれでかくそうとすることが、このことわざの意味です。見たくないものから目をそらすときにも使います。
ふたをしても、臭いのもとがそのままであれば一時的な解決にしかならないですよね。ふたをとってしまえば、結局は臭いです。むしろ、臭さが倍増してしまいます。
できなかったことも、かくせば見えなくてすむけど、それも一時的です、っていう昔の人からのアドバイスです。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
「われながら、ひどい点数だ・・・。フフフ、いつもの場所にかくしてしまおう・・・。かくしてしまえば見えません。フフフ。」
「勇輔、今、机に何をかくしたの!!!」
「お母さん、、、いや、、、、、これは、、見ないで・・・」
「勇輔!!見せなさい。何!!テストじゃないの!!!15点!!!勇輔、くさいものに蓋をするのはやめなさい!!」
「お母さん、ごめんなさい!!」
例文
- テストの悪い点を親にかくしても、くさいものにふたをするだけで、成績は上がらない。
- 水もれを布でふさいだだけでは、くさいものにふたをするようなもので、すぐにまたもれてくる。
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
似た意味
- その場しのぎその場だけをなんとか切り抜けること。
- 頭かくして尻かくさず悪いところの一部だけをかくして、全部かくしたつもりでいること。
反対・対照の言葉
- 過ちて改むるに憚ること勿れまちがいに気づいたら、ためらわずにすぐ改めなさいということ。
英語ではなんていう?
- sweep it under the rug(じゅうたんの下にはき入れる=問題をかくす)
中学受験・テストに出るポイント
- 漢字では「臭い物に蓋をする」。短く「臭い物に蓋」とも言います。
- ポイントは「根本から解決しないで、かくすだけ」という点です。
確認クイズ
「くさいものにふたをする」の意味として正しいものはどれ?
- ア 問題をかくして、一時しのぎをする
- イ 失敗から学んで、次に生かす
- ウ みんなで力を合わせる
答えを見る
答えは「ア」。根本から解決せず、その場だけかくそうとすることです。
動画で覚えよう
「今日から使えることわざ講座」では、ことわざをショートコントで解説しています。
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社