Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

のれんに腕おし 今日から使えることわざ講座 No.20

今日から使えることわざ講座

「のれんに腕おし」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。

読み方

のれんにうでおし

ズバリの意味

なんの手ごたえも張り合いもないことのたとえ。

ことわざの由来

のれんは、腕で押してもなんの手ごたえもないことから。

あらせんより

  • ラーメン屋さんや旅館などの店先につるしている、布の仕切りがのれんです。
  • 軽く押せば、スルリと中に入れます。
  • 力を込めて押しても意味はありません。
  • その力は無駄になっちゃいます。
  • 「のれんに腕おし」は、相手に一生懸命働きかけても手ごたえがなく、張り合いがないさまを言うことわざです。
  • 「旅行行こう」とねだっても、「はいはい今度ね」なんてかわされるのがまさにそうです。
  • 現代は家の中で、のれんを見ることは少なくなりましたが、「のれんに腕おし」はよく見られるんじゃないでしょうか。

使い方

  • 「ただいまです」
  • 「お父さん、酔っ払ってるの?また飲んできたのね」
  • 「のぞみ、飲み会も仕事の一つだからな。」
  • 「お父さんの体を心配しているのよ」
  • 「わかった。わかった。」
  • 「もう!のれんに腕おしやわ」
  • ちゃんちゃん

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社