Arasenblog Witten by Ryuichi Arai

女心と秋の空 今日から使えることわざ講座 No.100

今日から使えることわざ講座

「女心と秋の空」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。

読み方

おんなごころとあきのそら

ズバリの意味

女心の変わりやすいことのたとえ。

似たことわざ

(日本のことわざ)

  • 女の心は猫の目

(外国のことわざ)

  • 女心と春の空(ルーマニア)
  • 女心と秋の雲(中国)
  • 女の愛とバラの花弁は四月の天気のように変わる(ドイツ)
  • 長持ちしない庭の花(インドネシア)

あらせんより

  • 秋の空は、晴れていたのに急に雨がふるなど変わりやすいですよね。同じように、女の人の心のうつろいやすさを言うことわざです。
  • 直美ちゃんは、この間まで亮介くんのことが好きだったのに、いつの間にか誠一くんのことが好きになっていた!なんてこと、ありません。
  • 女心はコロコロ変わるから、よくわからないなぁっていう男性諸君。実は、もとは「男心と秋の空」だったんです。
  • 江戸時代までは、男の人の浮気しやすさ、女の人への愛情の変わりやすさを言っていたんです。それが明治時代ごろから、恋愛以外も含めて「女心」に変わったんだそうです。
  • まあ、男も女も、人の心の変わりやすさは一緒なんです。

使い方

  • 「今日子、アクセサリー作りにハマってたやん。新作はできたん。欲しいわぁ」
  • 「ううん、今はお菓子作りにハマってんねん。」
  • 「わぁ、そうなんや。女心と秋の空やん。」
  • ちゃんちゃん

 

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店