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立つ鳥あとをにごさず 今日から使えることわざ講座 No.48

今日から使えることわざ講座

「立つ鳥あとをにごさず」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。

読み方

たつとりあとをにごさず

ズバリの意味

立ち去るときは、見苦しくないように、後始末をするべきだということ。

ことわざの由来

水鳥は、飛び立つときに、水辺をどろでにごさないようにして飛び立つということから。

似た意味のことわざ

  • 飛ぶ鳥跡を濁さず

反対の意味のことわざ

  • 後は野となれ山となれ

あらせんより

  • 立ち去る時は、身苦しくないようにその場をきれいにすべきということわざです。
  • 水鳥は季節によって住む場所が変わるけれど、飛び立つときに水をにごらせたりはしません。わずかな波紋だけを残して飛んでいくのです。
  • 水鳥は素敵ですよね。
  • きれいに片付けてから出発すれば、次にその場を使う人は気持ちよく使えます。
  • また立ち去る自分も気持ちが良いものです。
  • 引き際はジタバタしないで、いさぎよくあるべきだっていう意味もあります。

使い方

  • 「お母さん、早く出発しようよ。えっ、お母さん、旅館の部屋を掃除しているの?」
  • 「勇輔、そうよ。立つ鳥あとをにごさずっていうでしょ。チェックアウトまで時間があるんだから、整理整頓させて。」
  • ちゃんちゃん

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【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店