猫に小判 今日から使えることわざ講座 No.19
「猫に小判」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
読み方
ねこにこばん
ズバリの意味
どんなに価値のあるものでも、それがわからない人にはなんの役にも立たないことのたとえ。
ことわざの由来
猫に小判を与えたところで、その価値はわからないことから。
あらせんより
- 小判は江戸時代に使われていた高いお金です。一枚で今の十万円分くらいの価値があります。
- でも、これに価値があると思っているのは、人間だけですよね。
- 猫にあげたところで、猫は喜びません。チラリとみて素通りでしょう。
- 同じように、価値のわからない人には、どんなに貴重なものも役に立たないという、昔の人からのアドバイスです。
- 高級な万年筆も、大人にとっては「いいもの」だけど、子供にはイマイチわからないものです。
- あげたお父さんは「息子には猫に小判だったか…」なんて、がっかりするということはよくある話です。
使い方
- 「お母さん、押し入れの中にある、このツボなあに?」
- 「のぞみ、昔、お父さんが社長さんからもらった骨董品のツボよ。ものすごく高価なものみたいだけど、お父さんにとっては、いまいち好みじゃないみたいなのよ。結局、使い道がわからず、押し入れにしまっているのよ。」
- 「まさに猫に小判やなぁ」
- ちゃんちゃん
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#猫に小判
— 荒井 隆一(あらせん) (@PassionArasen) January 19, 2021
価値のわからない人には、どんなに貴重なものも役に立たないという意味です。
高級な万年筆も、子供にはイマイチわからないものです。
あげたお父さんは、がっかりするということはよくある話です。#ことわざ #教養 #コツコツ努力 #今日の積み上げ #諺 #学習
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社