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鶴の一声 今日から使えることわざ講座 No.138

今日から使えることわざ講座

「鶴の一声」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。「今日から使えることわざ講座」をポッドキャストやstand.fmなどで毎日配信しています。あらせんのクスッと笑える「ことわざショートコント」で1日をスタートさせてくださいね。

ズバリの意味

ああだこうだと大勢が議論してまとまりのつかない時に、ぴしゃりと制して事をまとめる、権威・実力ある人の一言。

ことわざの豆知識

「雀の千声鶴の一声」ともいい、雀のように取るに足りない鳥の千の鳴き声えよりも、鶴のたった一声の方が優れているということから。

外国の似たことわざ

  • 王の言葉は何人の誓約よりも重い(英語)
  • 最後の言葉を持つ(ドイツ・オランダ)
  • 一言で言い成りになる(フランス)
  • 水に一喝すれば凍りつく(台湾)

あらせんより

  • 「鶴の一声」は、力をもつ人や優れた人の一言のことです。
  • 多くの人が好き勝手なことを言って騒いでいても、それらの声をピシャリと抑えてしまう、短い言葉をたとえています。
  • 「雀の千声 鶴の一声」とも言います。
  • 鶴の鳴き声は、大きくてよくとおる声なので、こんなことわざができました。どうして鶴はよく響く声が出せるのか?
  • 鶴や白鳥の気管は、長い首の中を真っ直ぐに通って肺まで続き、胸の骨の中で大きく一回りしています。気管というのは、口から吸い込んだ空気が、体の中に入っていく管のことです。
  • 例えば、鶴の仲間のアメリカシロヅルの気管の長さは120cmもあります。この長い気管のおかげで、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器のようによく響く声が出せるんです。すごいですよね。
  • あらせんはこれまで、造園会社や学校、教育委員会といった組織で仕事をしてきましたが、やはり社長や教育長といった、いわゆる権力を持っている人の「一声」は威力があると実感しています。

使い方

  • あれだけ社員が反対していた事業が始まるなんて・・・。
  • 先月に就任した会長の「鶴の一声」で、計画は実行されたそうよ。
  • さすが実力者だわ。
  • ちゃんちゃん

【参考文献】

・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社

・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム

・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研

・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社

・深谷圭助先生のまんが国語事典 まんがことわざ事典 金の星社

・世界のことわざ比較辞典 日本ことわざ文化学会 岩波書店

・わざわざことわざ事典 国松俊英 童心社