「油を売る」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | あぶらをうる |
|---|---|
| ズバリの意味 | 仕事のとちゅうで、むだ話をしてなまけること。 |
| 似た意味 | 道草を食う |
| 反対・対照の言葉 | ― |
| 英語では | goof off |
| 種類 | 慣用句 |
「油を売る」の意味
仕事のとちゅうで、むだ話をしてなまけること。
「油を売る」の由来
江戸時代の油売りが、油がたれ終わるのを待つあいだ、お客さんと長話をしていたことから。
あらせんより
あらせん小学校校長・ことわざの達人
江戸時代には、あんどんの明かりに使う油を、家々に売り歩く「油売り」がいました。
油はとろーっとしているので、ひしゃくからお客さんの入れものに注ぐのに、時間がかかります。その間、油売りはお客さんとおしゃべりをして待っていました。
そのようすが、仕事をなまけて、むだ話をしているように見えたことから、「油を売る」という言葉が生まれました。
おつかいのとちゅうで、友だちとしゃべりこんで帰りがおそくなる……。それはまさに「油を売る」ですよ。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
「かなえ、おつかい、豆腐一丁にどれだけかかってるの!もう一時間よ。」
「ごめん、ママ。とちゅうで理恵ちゃんに会って、しゃべってたんや。」
「どこで油を売ってたのかと思ったわ。……で、豆腐は?」「あっ……。」
ちゃんちゃん
例文
- そうじの時間に油を売っていたら、先生に注意された。
- どこで油を売っていたのか、兄は夕方まで帰ってこなかった。
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
似た意味
- 道草を食うとちゅうで寄り道をして、時間をむだにすること。
英語ではなんていう?
- goof off(なまける)
- loaf around(ぶらぶらする)
中学受験・テストに出るポイント
- 江戸時代の油売りが由来だということがよく問われます。
- 「本当に油を売る」という意味ではないので注意しましょう。
確認クイズ
「油を売る」の意味は?
- ア 仕事のとちゅうでなまける
- イ 油を高く売る
- ウ 料理を作る
答えを見る
答えは「ア 仕事のとちゅうでなまける」。油売りが、客と長話をしながら油を注いでいたことからできた言葉です。
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
