保護者のためのいじめQ&A

スマホ・SNSの家庭ルールの作り方。ネットいじめを防ぐ7つの約束

あらせん(荒井隆一)あらせん (更新 2026年10月30日)
この記事の目次
  1. ルールづくりの3つのコツ
  2. ネットいじめを防ぐ7つの約束
  3. ルール表のひな形
  4. フィルタリングも活用する
  5. もし、ネットいじめにあったら

この記事の3行まとめ

  • ルールは親が一方的に決めず、子どもと話し合って一緒に作ります。
  • 「時間」「場所」「書きこむ内容」「困ったときの相談」の4つを必ず決めます。
  • ルールを破ったときの対応も、最初に決めておきます。

ネットいじめは、学校が終わっても、夜中でも続きます。グループトークでの悪口、仲間はずれ、無断で写真をのせる。被害者にも、加害者にもなりうるのがネットの世界です。

スマホやタブレットを持たせるときは、親子でルールを作っておくことをおすすめします。

ルールづくりの3つのコツ

  1. 子どもと一緒に作る:親が一方的に決めたルールは守られにくいものです。子どもの意見も聞きながら決めましょう
  2. 理由を伝える:「なぜこのルールが必要なのか」を説明すると、納得して守れます
  3. 見直す日を決める:学年が上がるごとなど、ルールを見直す日を決めておきます

ネットいじめを防ぐ7つの約束

約束なぜ必要?
1. 使う時間を決める(例:夜9時まで)夜遅くのやりとりは、トラブルや睡眠不足につながります
2. 寝るときはスマホをリビングに置く夜中の通知から心を守ります
3. 人の悪口や、本人がいやがる写真はのせない軽い気持ちの書きこみが、いじめになります
4. 写真や動画は、写っている人の許可をとってからのせる無断でのせると、トラブルや人権侵害になります
5. 名前、学校、住所、顔写真をネットに出さない知らない人に悪用されることがあります
6. 知らない人とは、やりとりしない・会わない犯罪に巻きこまれる危険があります
7. いやなことがあったら、すぐに親に話す。話しても怒らない早く相談できれば、早く解決できます

7つ目の約束は、親の側の約束でもあります。「話したらスマホを取り上げられる」と思うと、子どもはトラブルを隠すようになります。「話してくれたことは、絶対に責めない」と約束してください。

ルール表のひな形

次の表を印刷して、親子で書きこんで使ってください。

決めることわが家のルール
使ってよい時間
使ってよい場所
寝るときの置き場所
使ってよいアプリ・SNS
課金のルール
ネットに書きこまないこと
困ったときに相談する人
ルールを破ったとき
次にルールを見直す日

フィルタリングも活用する

18歳未満の子どもが携帯電話を使うときは、携帯電話会社がフィルタリングを提供することが法律で決められています。有害なサイトから子どもを守るため、設定しておくことをおすすめします。

もし、ネットいじめにあったら

返信しない、スクリーンショットで証拠を残す、ブロックする、親や先生に話す、通報する。子どもに伝えておきたい対処法は、子ども向けの記事ネットいじめ・SNSいじめにあったらにまとめています。お子さんと一緒に読んでみてください。

出典:いじめ防止対策推進法 第2条・第19条、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律

あらせん(荒井隆一)
この記事を書いた人 あらせん(荒井隆一)

小学校校長。書家。ことわざの達人。SUNPEACE 理事長、情熱教師塾 塾長。第63回読売教育賞 最優秀賞。著書『いじめ2.0〜新しいいじめとの戦い方〜』。

プロフィールを読む →

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA