情熱教師塾

人生のコンセプトは「楽しく生きる」——酒井正人先生の挑戦し続ける生き様

あらせん(荒井隆一)あらせん (更新 2026年10月30日)
この記事の目次
  1. 1. サントリーから小学校教師へ——異色のキャリアチェンジ
  2. 2. 「海外で暮らしたい」夢を、仕事で叶える
  3. 3. パラ水泳との出会いと、指導の哲学
  4. 4. 「楽しく生きる」を実現する——3つのステップ
  5. 5. 年間目標と座右の銘
  6. 6. まとめ——情熱の源は「楽しいこと」

この対話の要点3つ

  1. サントリーで働く中で働く目的を見つめ直し、教師に転身した。
  2. 上海日本人学校や青年海外協力隊を経て、48歳で国際交流ディレクターとして再び中国へ。
  3. 北京パラリンピックを機にパラ水泳の指導に関わり、選手と二人三脚で泳ぎを探し続けている。

教室で使える一言:「自分で考えて、危なくなければ一歩踏み出してみよう。」

情熱の燃料:内側から始まる火

情熱教師塾にスペシャルゲストとして登場いただいた酒井正人先生。収録は、なんとキングコングの西野さんのご自宅という特別な空間で行われました。小・中・高校の教員、パラ水泳競技技術委員、国際交流ディレクター、俳優…と多方面で活躍される酒井先生の原点と、変わらぬ信念に迫ります。 動画:https://www.youtube.com/watch?v=6xZD421m5AQ

1. サントリーから小学校教師へ——異色のキャリアチェンジ

  • 新卒で就職したのはサントリー。結婚資金を貯めるため、当時の待遇面を重視して選択。

  • やがて「自分は何のために働くのか」という問いに直面。

  • 新聞で見つけた通信教育による小学校教員募集をきっかけに転身を決意。

  • 給与はおよそ半減。それでも水泳が得意で、子どもに水泳を教えたいという思いが勝り、夫婦でアルバイトや家庭教師をしながら生活を支え合いスタート。

  • 近所の子どもたちに教え始めた水泳教室は、やがて地域活動**「フレンズクラブ」**へ。40年以上継続し、**神戸市「子ども育て賞」**も受賞。


2. 「海外で暮らしたい」夢を、仕事で叶える

1)上海日本人学校へ(5年)

  • 「外から日本の教育を見たい」思いで、神戸市の教員籍を残したまま赴任。

2)青年海外協力隊・中国天津(2年)

  • さらに中国語を深めるため協力隊に参加。

  • 現職のまま給与は7割程度に。それでも日本語指導にやりがいを感じ、「面白かった」と振り返る。

3)帰国者教育・国際交流(計11年)

  • 中国帰国児童の多い学校で、日本語指導+母語(中国語)保持に尽力。

  • 文化祭アナウンスに中国語を取り入れるなど、子どもが自分のルーツに誇りを持てる工夫を継続。

4)48歳で新挑戦——国際交流ディレクターへ

  • 文科省の募集で国際交流ディレクター職を知り、安定を手放して再び中国(上海・北京)へ。

  • 家族と1か月話し合い、娘さんの後押しで決断。

  • これまでの経験を一冊にまとめた著書『日本中国縁結び』も上梓。


3. パラ水泳との出会いと、指導の哲学

  • きっかけは2008年北京オリンピック・パラリンピック。神戸の関係者から依頼を受け、通訳兼現地コーチとしてサポート。

  • 当初は「何かしてあげなければ」が先行。しかし経験を重ね、

    • できることは任せ、自立を促す

    • できないことには適切に手を差し伸べる
      という支援のバランスを体得。

  • 水泳指導は**「オンリーワンの泳ぎ」を探す**ことが信条。

    • 障害の種類・程度は様々。選手と二人三脚で最適解を見つけることが醍醐味。

    • 成果は周囲から「神様みたい」「マジックみたい」と称される一方で、**「自分は選手から学んでいる」**と謙虚。


4. 「楽しく生きる」を実現する——3つのステップ

酒井先生が一貫して大切にしている人生のコンセプトは、「楽しく生きる」。そのための実践ステップはシンプルです。

  1. 自分で考える

  2. 一つの判断を下す

  3. 第一歩を踏み出し、実行する

正解探しに終始せず、危険がなければまずやってみる。経験こそが最大の学び。


5. 年間目標と座右の銘

  • 毎年、年末に手帳を新調し、年初にその年の目標を設定。

  • 最初のページには、リンカーンの言葉:

    「意思あるところに道は開ける」

今年の具体目標

  • タレント事務所へ所属し、セリフのある役を得る。

  • 水泳の自己ベスト更新。

  • 英語学習の継続(「役に立つから」ではなく楽しいから続く)。

    • 英語・中国語で人と通じ合えるコミュニケーションの快感が原動力。


6. まとめ——情熱の源は「楽しいこと」

  • 楽しいことをしていると、人は目が輝き、前向きになる。

  • 酒井先生の生き方は、**「楽しく生きる」×「周囲を笑顔にする」**の体現そのもの。

  • 私たちも、自分で考え→判断し→一歩踏み出すを合言葉に、日常の中に「楽しい」を増やしていきたい。


こんな人におすすめの動画

  • 進路やキャリアで迷いがある

  • 海外や教育、パラスポーツに関心がある

  • 毎日をもっと楽しく、前向きに過ごしたい


次の一歩

あらせん(荒井隆一)
この記事を書いた人 あらせん(荒井隆一)

小学校校長。書家。ことわざの達人。SUNPEACE 理事長、情熱教師塾 塾長。第63回読売教育賞 最優秀賞。著書『いじめ2.0〜新しいいじめとの戦い方〜』。

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