2019年9月28日、私はシンガポールで開かれた第2回セミナーコンテストシンガポール大会に出場しました。発表もコメントも、すべて英語の大会です。私の英語は中学1年生レベル。それでも優勝できました。この回では、そこへ行くまでの予選を突破する方法にしぼってお話しします。
シンガポール大会とは
自分のオリジナルセミナーを英語にして、現地の人の前で発表し、順位を競う大会です。ビジネスがしやすい国として知られるシンガポールで、自分のセミナーが世界に通じるかを試せます。
主催の立石剛さんに「英語力がなくても大丈夫ですよ」と声をかけてもらったこと。初めての10分セミナーができたばかりだったこと。いつか世界ともつながって働きたいという夢があったこと。この3つが重なって、挑戦を決めました。

本選までの流れ(2019年)
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 5月21日 | オンラインの事前説明会 |
| 6月24日まで | 一次予選:エントリーシートと、日本語の10分セミナーの動画を送る |
| 8月5日まで | 二次予選:英語の10分セミナーの動画を送る(スライドに音声をつけたもの) |
| 9月28日 | シンガポールで本選(7人) |
旅費は自分持ちですが、早めに予約すれば航空券は往復2万5,000円ほど、ホテルは3泊で3万5,000円ほどでした(2019年の場合)。
一次予選の突破法:日本語のセミナーで9割決まる
英語の大会なのに、と思うかもしれません。でもいちばん大切なのは、日本語の10分セミナーがしっかりできていることです。いいセミナーをつくる方法は、3つあります。
私は3つともやりました。
二次予選の突破法:30秒ずつ、まねして録る
まず、信頼する友人に日本語の原稿を英語に訳してもらい、それを10分で読んで録音してもらいました。そのお手本を、私が完全にまねして録音します。
ただし、10分を丸ごと覚えたわけではありません。
- お手本の音声を約30秒ずつ、30個に分ける
- 1つ目を10回くらい聞いて、頭に入れる
- すぐに自分の声で読んで録音する
- これを30回くり返して、スライドに合わせてつなぐ
丸1日がかりでした。発音はカタカナ英語のままです。でも、これで予選を2位で突破できました。あとで聞くと恥ずかしくなるような発音ですが、伝わったのは、日本語のときから話の組み立てがしっかりしていたからだと思います。
大切なのは、話の構成。発音ではありません。
まとめ:英語の前に、伝えたいことを固める
じつは本選では、この予選とはまったくちがう英語で勝負することになります。ある先生との出会いで、英語が大好きになったからです。次回は、大会1週間前から優勝までのお話です。
