「紺屋の白袴」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | こうやのしろばかま |
|---|---|
| ズバリの意味 | 人のためにばかりいそがしくて、自分のことには手が回らないこと。 |
| 似た意味 | 医者の不養生、灯台もと暗し |
| 反対・対照の言葉 | ― |
| 英語では | The shoemaker's son always goes barefoot. |
| 種類 | ことわざ |
「紺屋の白袴」の意味
人のためにばかりいそがしくて、自分のことには手が回らないこと。
「紺屋の白袴」の由来
布を染める職人(紺屋)が、自分ははかまを染めるひまがなく白いはかまをはいていることから。
あらせんより
あらせん小学校校長・ことわざの達人
「紺屋」は、布を藍色などに染める職人さん、またはそのお店のことです。「こうや」と読みます。
紺屋さんはお客さんの布を染めるのにいそがしくて、自分のはかまを染めるひまがありません。それで、白いはかまのままでいた、というのがこのことわざです。
人のためにばかりいそがしくて、自分のことには手が回らない。そんな人、まわりにいませんか?
実はあらせんも、ことわざを人に教えてばかりで、自分の机の上のかたづけはまだまだ……。まさに紺屋の白袴です。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
「ママ、美容師さんのおばちゃん、自分のかみの毛ぼさぼさやったで。」
「かなえ、お客さんのかみを切るのでいそがしくて、自分のことはあと回しなのよ。」
「なるほど、紺屋の白袴やな。」
ちゃんちゃん
例文
- パソコン教室の先生なのに、自分の家のパソコンはこわれたままだ。紺屋の白袴だね。
- 整理整とんの本を書いた人の部屋が散らかっているとは、紺屋の白袴だ。
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
似た意味
- 医者の不養生人には立派なことを言うが、自分では実行しないこと。
- 灯台もと暗し身近なことには、かえって気づきにくいこと。
英語ではなんていう?
- The shoemaker's son always goes barefoot.(くつ屋の息子はいつもはだし)
中学受験・テストに出るポイント
- 「紺屋」は「こうや」(または「こんや」)と読みます。読み方がよく問われます。
- 似た意味の「医者の不養生」「灯台もと暗し」とセットで覚えましょう。
確認クイズ
「紺屋の白袴」の「紺屋」とは?
- ア お茶を売る店
- イ 白いはかまを作る職人
- ウ 布を染める職人
答えを見る
答えは「ウ 布を染める職人」。布を染める職人が、いそがしくて自分のはかまを染められないことからできた言葉です。
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
