「雨垂れ石を穿つ」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | あまだれいしをうがつ |
|---|---|
| ズバリの意味 | 小さな力でも、こつこつ続ければ大きなことができるということ。 |
| 似た意味 | ちりも積もれば山となる、石の上にも三年、牛の歩みも千里 |
| 反対・対照の言葉 | ― |
| 英語では | Constant dripping wears away the stone. |
| 種類 | ことわざ |
「雨垂れ石を穿つ」の意味
小さな力でも、こつこつ続ければ大きなことができるということ。
「雨垂れ石を穿つ」の由来
軒先から落ちる雨のしずくでも、長い年月かけて同じところに落ちれば石に穴をあけることから。中国の『漢書』の言葉。
あらせんより
雨の日に、お家の軒先から落ちる雨のしずくを見たことがありますか?ぽたっ、ぽたっ、と落ちる一滴は、とても小さな力です。
でも、何年も何十年も同じところに落ち続けると、なんとかたい石に穴をあけてしまうんです。お寺の石段などで、本当にくぼんでいる石を見ることがありますよ。
小さな力でも、こつこつ続ければ大きなことをなしとげられる。このことわざは、そんな努力の大切さを教えてくれます。
漢字の練習も、なわとびも、毎日少しずつ。あらせんも、毎日ことわざを一つずつ紹介しています。まさに雨垂れ石を穿つの気持ちです。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
「のぞみ、毎朝5分ずつ英単語やってたんやて?」
「そうやで、美保。一年続けたら、英語のテストで100点とれたんや!」
「すごいなぁ。雨垂れ石を穿つ、やな。」
例文
- 一日十回の素ぶりを三年続けて、レギュラーになれた。雨垂れ石を穿つだ。
- 雨垂れ石を穿つというように、小さな節約も積み重ねれば大きな貯金になる。
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
似た意味
- ちりも積もれば山となる小さなものでも積もれば大きなものになること。
- 石の上にも三年がまん強く続ければ、いつか成功すること。
- 牛の歩みも千里ゆっくりでも、休まず進めば遠くまで行けること。
英語ではなんていう?
- Constant dripping wears away the stone.(絶えず落ちるしずくは石をすりへらす)
- Little strokes fell great oaks.(小さな一打ちが大きな樫の木をたおす)
中学受験・テストに出るポイント
- 「穿つ(うがつ)」は「穴をあける」という意味です。読み方がよく問われます。
- 「ちりも積もれば山となる」「石の上にも三年」と同じ、こつこつ努力する仲間のことわざです。
確認クイズ
「雨垂れ石を穿つ」の「穿つ」の意味は?
- ア かざる
- イ 穴をあける
- ウ ぬらす
答えを見る
答えは「イ 穴をあける」。小さな雨垂れでも、長い間かけて石に穴をあけることからできた言葉です。
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
