平和活動 SUNPEACE

三田空襲を「授業でつかう」セット|10分・45分・2時間の平和学習(漫画動画・ワークシート・スライド)

あらせん(荒井隆一)あらせん
この記事の目次
  1. 使える時間から選ぶ
  2. この授業のねらい
  3. 10分で使う(朝の会・平和集会)
  4. 45分で使う(1時間の授業)
  5. 2時間で使う(じっくり学ぶ)
  6. 学校段階ごとのワークシート
  7. 配るもの・映すもの
  8. 使うときの注意
  9. もっと深めたいときに

1945年7月19日の三田空襲を、学校の授業で学ぶためのセットです。漫画動画、ワークシート、スライド、ポスターを、このページにまとめました。準備なしで、そのまま使えます。

使える時間から選ぶ

この授業のねらい

  • 自分たちの身近な地域にも空襲があったことを知る。
  • 同じ年ごろの子どもたちが体験したことに思いをよせる。
  • 戦争の体験を語り継ぐ意味を考え、自分にできることを見つける。

10分で使う(朝の会・平和集会)

第12話「PEACE と教室」(約1分)を見ます。空襲を知らない今の子どもたちの教室に、体験者が訪ねてくる場面です。

時間活動声かけの例
見る前 2分自分の町の名前を出して、問いかける。「この町に、空襲があったことを知っていますか?」
視聴 2分第12話を見る。物語であることを伝える。「先生の和花は物語の人ですが、三田の空襲は本当にあったことです。」
話し合い 4分隣の人と、思ったことを伝え合う。「中嶋さんは、なぜ子どもたちに話をしに来たのだと思いますか?」
まとめ 2分ひとことずつ心の中で決める。「今日知ったことを、だれに伝えたいですか?」

45分で使う(1時間の授業)

全編(約11分)を見て、ワークシートで考えます。授業用スライドを使うと、発問や進め方のメモも見られます。

時間活動声かけの例
導入 5分三田の地図を見せて、学校や家の近くの場所を確かめる。「この町に、80年前、飛行機が来たことを知っていますか?」
視聴 12分全編を見る。見る前に、フィクションであることを伝える。「主人公の和花は物語の人ですが、空襲は本当にあったことです。」
話し合い 18分ワークシートを使い、心に残った場面と、その理由を伝え合う。「和花は、なぜ止められなかったのでしょう?」「『語り継ぐ』とは、どういうことでしょう?」
まとめ 10分自分にできることを書く。時間があれば、体験者の証言を1本見る。「今日知ったことを、だれに伝えたいですか?」

2時間で使う(じっくり学ぶ)

1時間目は上の「45分」の流れで進めます。2時間目は、実際に空襲にあった中嶋宏次さんの証言(約10分)を見て、物語と事実をつなげます。証言には、亡くなった方の話が出てきます。先に見て、学年に合わせてお使いください。

中嶋さんの証言について、くわしい記事もあります。

時間活動声かけの例
前の時間のふり返り 5分前の時間に書いたことを、1人か2人が発表する。「心に残った言葉は何でしたか?」
視聴 11分中嶋宏次さんの証言を見る。「漫画の最後に、教室に来た方です。今度はご本人の話です。」
話し合い 20分学校段階に合わせて考える。
小学校:ワークシートの4(体験した人の話)
中学校:ワークシートの2・3(資料の読み比べ、劇と事実)
高校:ワークシートの問い4〜6(報告書と証言の比較、継承の方法)
「物語で知ったことと、本人の話で知ったことは、どう違いましたか?」
まとめ 9分語り継ぐために、自分にできることを書く。「だれに、どんな方法で伝えますか?」

学校段階ごとのワークシート

学校段階によって、ねらいが変わります。印刷して使えます。

学校段階目安ねらい教材
小学校高学年45分三田にも空襲があったことを知り、子どもたちが体験したことに思いをよせ、自分にできる平和への行動を考える。画面で見る
生徒用PDF
先生用PDF(解答例)
中学校45〜50分複数の資料を読み比べ、記録が食い違う理由を考える。体験の記録と研究の成果の両方に意味があることに気づく。画面で見る
生徒用PDF
先生用PDF(解答例)
高校50分史料の性格を踏まえて複数の記録を比較し、結論に至る過程を説明する。戦争体験の継承の方法を、長所と限界を踏まえて論じる。画面で見る
生徒用PDF
先生用PDF(解答例)

配るもの・映すもの

使うときの注意

・この作品は、あらや新さん作の劇『三田空襲を忘れない』をもとにしたフィクションです。登場する和花は、物語のための人物です。

・作中の「グラマン」は当時の呼び名です。調査により、実際は米陸軍のP-51戦闘機だとわかっています。また、作中の時刻とは異なり、空襲は午前9時45分ごろに起きたのではないかと言われています。くわしくは三田空襲とは?をご覧ください。

・第4章と第5章には、人が亡くなる場面があります。事前に見て、学年や子どもの様子に合わせて使ってください。つらくなった子が席を離れられるようにするなどの配慮をお願いします。

・絵、声、音楽は、生成AIを使って作りました。

・授業や地域でお使いいただけます(営利目的の販売は不可)。

もっと深めたいときに

あらせん(荒井隆一)
この記事を書いた人 あらせん(荒井隆一)

小学校校長。書家。ことわざの達人。SUNPEACE 理事長、情熱教師塾 塾長。第63回読売教育賞 最優秀賞。著書『いじめ2.0〜新しいいじめとの戦い方〜』。

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