「おごる平家は久しからず」の「ズバリの意味」「由来」「使い方」などを、ことわざの達人あらせんがわかりやすく解説します。
この記事でわかること(早見表)
| 読み方 | おごるへいけはひさしからず |
|---|---|
| ズバリの意味 | えらくなっていばっている人は、長くその地位にいられないということ。 |
| 似た意味 | 満つれば欠ける |
| 反対・対照の言葉 | 実るほど頭をたれる稲穂かな |
| 英語では | Pride goes before a fall. |
| 種類 | ことわざ |
「おごる平家は久しからず」の意味
えらくなっていばっている人は、長くその地位にいられないということ。
「おごる平家は久しからず」の由来
平安時代の終わりに大きな力を持っていばっていた平家が、すぐにほろびてしまったことから。『平家物語』より。
あらせんより
平安時代の終わりごろ、平清盛をはじめとする「平家」は、とても大きな力を持ちました。「平家でなければ人ではない」とまで言う人がいたそうです。
ところが、いばっていた平家は、源氏との戦いに負けて、あっという間にほろびてしまいました。
そこから、えらくなっていばっている人は、長くその地位にいられない、という意味のことわざになりました。『平家物語』の「おごれる人も久しからず」という一節が元になっています。
どんなに上手になっても、どんなにえらくなっても、いばらないこと。「実るほど頭をたれる稲穂かな」の気持ちを大切にしたいですね。
使い方と例文
ショートコントで使い方をチェック
「誠一、ぼく、クラスで一番足が速いんやで。だれもぼくには勝たれへんわ。」
「勇輔、そんなこと言うてたら、運動会で負けるで。」
(運動会)「……二位やった。」「おごる平家は久しからず、やな。」
例文
- 連勝して調子に乗っていたチームが、急に負けはじめた。おごる平家は久しからずだ。
- おごる平家は久しからずというから、一位になってもいばらずに練習を続けよう。
似た意味のことわざ・反対の意味のことわざ
似た意味
- 満つれば欠けるものごとは、いちばん盛んなときをすぎると、おとろえていくこと。
反対・対照の言葉
- 実るほど頭をたれる稲穂かなえらくなるほど、ひかえめになること。
英語ではなんていう?
- Pride goes before a fall.(おごりはつまずきに先立つ)
- Pride will have a fall.(おごる者は落ちる)
中学受験・テストに出るポイント
- 『平家物語』の冒頭「祇園精舎の鐘の声……おごれる人も久しからず」とあわせて出題されます。
- 「おごる」は「いばる・ぜいたくをする」という意味です。
確認クイズ
「おごる平家は久しからず」の元になった作品は?
- ア 平家物語
- イ 枕草子
- ウ 竹取物語
答えを見る
答えは「ア 平家物語」。『平家物語』の「おごれる人も久しからず」という言葉が元になっています。
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【参考文献】
・小学生おもしろ学習シリーズ まんがことわざ大辞典 西東社
・やばいことわざ 監修 齋藤孝 アスコム
・小学生のまんが ことわざ辞典 改訂版 金田一春彦監修 金田一秀穂監修 学研
・小学生のためのことわざをおぼえる辞典 川嶋優編集 五味太郎絵 旺文社
