諺
李下に冠を正さず瓜田に履をいれず
りかにかんむりをたださずかでんにくつをいれず
人から疑われるようなまぎらわしいおこないは避けよという戒め。中国の「古楽府」に…
楽あれば苦あり苦あれば楽あり
らくあればくありくあればらくあり
人生はいつも楽しいことばかりあるわけではなく、さりとて、苦しいことばかりあるわ…
覆水盆に返らず
ふくすいぼんにかえらず
離婚してしまった夫婦の仲を再び元に戻すことはできないというたとえ。また、いった…
人間万事塞翁が馬
にんげんばんじさいおうがうま
人生、思いがけないことが幸福を招いたり、不幸につながったりして、だれにも予想は…
寝る子は育つ
ねるこはそだつ
よく眠るのは健康な証拠で、そういう子は丈夫に育つということ。
沈黙は金雄弁は銀
ちんもくはきんゆうべんはぎん
何も語らずにいるのは金の価値、おしゃべりは銀の価値である。沈黙は雄弁にまさると…
虎穴に入らずんば虎子を得ず
こけつにいらずんばこじをえず
なにごとも危険を冒さなければ成功を収めることはできないというたとえ。
鶏口となるも牛後となるなかれ
けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
大きな組織の末端にいるよりは、小さな組織でもいいからその長になった方が良いとい…
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ
知らないことを人に聞くのはほんの一瞬の恥で済むけれども、聞かないでいれば知らな…
親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もない
おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつのむだもない
親が子にする意見は一つとして無駄がなく、すべて役に立つことばかりだから、心して…
過ち改むるにはばかることなかれ
あやまちあらたむるにはばかることなかれ
過ちを犯したと思ったら、体裁や体面などにとらわれず、すぐさま改めるべきだという…
会うは別れの始め
あうはわかれのはじまり
人と人との出会いは、いつか必ず別れの始まりであるということ。人の一生のはかなさ…
世の中は三日見ぬ間の桜かな
よのなかはみっかみぬまのさくらかな
桜が三日見ないでいると散ってしまうように、世の中は移り変わりが激しいということ。
幽霊の正体みたり枯れ尾花
ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな
幽霊だと思ったら、枯れたすすきだったということで、怖い、怖いと思っていると何で…
どんぐりの背比べ
どんぐりのせいくらべ
どれもが同じようで、特に目立つものがないことのたとえ。
泥棒を捕らえて縄をなう
どろぼうをとらえてなわをなう
手遅れであることのたとえ。また、物事が起きてから慌てて対処することのたとえ。
捕らぬ狸の皮算用
とらぬたぬきのかわざんよう
不確実なことを当てにして、希望的な計画を立てることのたとえ。
毒を食らわば皿まで
どくをくらわばさらまで
毒を食べた以上、その毒を盛った皿までなめるということから、いったん悪事に手を出…
出ものはれものところ嫌わず
でものはれものところきらわず
おならやできものは、時や場所を選ばないで出るものだ。「所嫌わず」は、どこでもか…
棚からぼた餅
たなからぼたもち
何もせずに、思いがけない幸運がやってくることのたとえ。
立っているものは親でも使え
たっているものはおやでもつかえ
急ぐときには、誰でもいいからそばに立っている人に手伝ってもらいなさいというたと…
知らぬがほとけ
しらぬがほとけ
知れば腹立たしいことも知らねば心穏やかでいられるというたとえ。
山椒は小粒でもぴりりとからい
さんしょはこつぶでもぴりりとからい
見かけは小さくてもあなどれないことのたとえ。
権兵衛が種まきゃからすがほじくる
ごんべえがためまきゃからずがほじくる
人がしたことを後からぶち壊すことのたとえ。