小学生がまず覚えたい、かんたんなことわざ50個を、あいうえお順に集めました。全部に読み方と意味をつけています。ことわざの達人あらせんが、小学校の校長として、学校や家で使いやすいものを選びました。
ことわざの覚え方
一度に全部を覚えなくても大丈夫です。まず声に出して読み、意味を自分の言葉で言ってみます。そのあと、今日あったことに当てはめて使ってみましょう。ことわざをクリックすると、由来、例文、確認クイズまで読めます。
あ行
- 雨ふって地固まる(あめふってじかたまる)
悪いことや、もめごとがあった後は、かえって前よりもよくなるということ。 - 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
つらいことでも、しんぼう強く努力すれば、必ずむくわれるということ。 - 石橋をたたいて渡る(いしばしをたたいてわたる)
用心にも用心を重ねて慎重にものごとを進めること。 - 急がば回れ(いそがばまわれ)
急ぐときほど、危ない近道より安全で確かな道を選んだほうが結局早いということ。 - 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
出歩くと思いがけない災難にあうこと。 - 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
ものの見方や考え方がせまいことのたとえ。 - 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
平気でうそをつく人は、ものを盗むことにも平気になって、やがては泥棒になってしまうことから、うそをついてはいけないという教え。 - 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
いくらありがたい話をしても、まったく聞き入れず効き目がないこと。 - 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
わずかな働きで、高価なものや大きなものを手に入れること。 - 鬼に金棒(おににかなぼう)
強い者がさらに良い条件や武器を手にすることで、もっと強くなること。 - 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
思いやりのない人でも、ときにはやさしい心になるということ。 - 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
何かを始めようと思ったら、ぐずぐずしないで、すぐに始めるのがよいということ。 - 終わりよければすべてよし(おわりよければすべてよし)
結果がよければ、途中で間違いや失敗があっても問題ないということ。
か行
- 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
子は結局は親に似るものであり、平凡な人間になるというたとえ。 - 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
ないしょ話や秘密は他人にもれやすいこと。 - 木を見て森を見ず(きをみてもりをみず)
小さなことにこだわりすぎて、全体がわからないこと。 - 後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)
ものごとが終わった後でいくら悔やんでも、もうどうにもならないということ。 - 転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
失敗しないように、念には念を入れておくこと。
さ行
- 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
どんな名人や達人でも、失敗することがある。 - 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
平凡な人でも三人集まって相談すれば、よい考えが出てくること。 - 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
どんな仲のよい間柄でも、礼儀は守らなければならないということ。 - 失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)
失敗しても、その原因をつきとめて反省すれば、次は成功するということ。 - 十人十色(じゅうにんといろ)
人は一人一人姿かたちが違うように、好みや考え方もそれぞれ異なるということ。 - 好きこそものの上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
人は好きなことなら熱心に努力するので、上達するのがとても早い。 - 住めば都(すめばみやこ)
どんなに不便なところでも、住みなれればそこがいちばんよいところに思えること。 - 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
どんな大事業でも、はじめはごく手近なところから始まるというたとえ。 - 備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)
ふだんから準備をしておけば、いざというときに心配することはないということ。
た行
- 立つ鳥あとをにごさず(たつとりあとをにごさず)
立ち去るときは、見苦しくないように、後始末をするべきだということ。 - 棚からぼた餅(たなからぼたもち)
何もせずに、思いがけない幸運がやってくることのたとえ。 - ちりも積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
どんな小さなものでも、積み重なると山のように大きなものになるということ。 - 灯台もと暗し(とうだいもとくらし)
身近なことほど気づきにくいことのたとえ。 - 時は金なり(ときはかねなり)
時間はお金と同じくらい大切なものだから、むだにしてはいけないということ。
な行
- 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)
悪いことが起こったところに、さらに苦しみが重なること。 - 七転び八起き(ななころびやおき)
何回失敗してもくじけず頑張るようす。 - 習うよりなれろ(ならうよりなれろ)
ものごとは、人に教えてもらうよりも、自分でやりながら覚える方がよく身につくということ。 - 二兎を追うものは一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
二つのことを同時にうまくやろうと欲を出すと、結局はどちらも失敗したり、中途半端に終わったりすることのたとえ。 - 猫に小判(ねこにこばん)
どんなに価値のあるものでも、それがわからない人にはなんの役にも立たないことのたとえ。 - 猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)
とてもいそがしくて、だれでもいいから手伝ってほしいこと。 - 能ある鷹は爪をかくす(のうあるたかはつめかくす)
本当に才能のある人は、むやみに見せびらかさないということ。
は行
- 花より団子(はなよりだんご)
見て楽しむものより、実際に役に立つもの(食べもの)のほうがよいということ。 - 早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)
朝早く起きると、何か良いことがあるということのたとえ。 - 人のふり見てわがふりなおせ(ひとのふりみてわがふりなおせ)
人の行いを見て、自分の行いを振り返りなさいということ。 - 百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
人から繰り返し聞いたり教わったりしても、一度でも実際に自分で見た方がずっとよくわかること。 - 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
どんなに値打ちのあるものでも、その価値がわからない人には役に立たないこと。
ま行〜わ行
- 負けるが勝ち(まけるがかち)
相手と無理に争わず、勝ちを相手にゆずり自分が負けたことにしておいた方が、結局は自分の方が優位になること。 - 三日坊主(みっかぼうず)
飽きやすくて、何をしても長続きしないことのたとえ。 - 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
小さいころの性格は、年をとってもかわらないということ。 - 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)
人からの注意は聞いていてつらいものだが、自分のためになるものだから、素直に聞いた方が良いということ。 - 類は友をよぶ(るいはともをよぶ)
似たところがある者は、自然に集まるということ。 - 笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)
楽しそうに明るく暮らしている家には、自然に幸せが訪れるということ。
